2003FW
2002春夏から続いたロマンティック&ハンドクラフト傾向が、2003春夏コレクションでは「温もりからクールへ」と変化し、スポーツ感覚や未来主義的なスタイル、モダニズムがかえってきました。 2003秋冬デザイナーコレクションではさらに、昨年9月の2003秋冬欧州素材展で提案された「エレガンス回帰、クラシック復活」へと変化しています。そしてエレガンスの中にフェミニンとマスキュリンが混在し、クラシックの中にモダンな味付けがされるなど、相反する要素が混ざり合っているのが大きな特徴です。 エレガンス回帰を反映して、クチュールカラーを初めとするフェミニンなカラーが復活、そして何よりも「黒」の復活が、コントラスト配色の流れを決定付けています。
ファーを筆頭に高級感のあるウール素材やクラシックなチェック、春夏から続くドレープ感のあるサテンやジャージーなどクチュール感覚の素材が注目です。オーソドックスな秋冬素材をエレガントにこなす---当たり前の組み合わせをを陳腐に見せないバランス感覚とカッティングの重要さをあらためて痛感させたコレクションでした。
  1. トラディッショナルなブリティッシュ素材 
クラシック復活の流れを感じさせるブリティッシュ感覚の素材が台頭。グレンチェック、千鳥格子、ガンクラブチェックからタータンまで、伝統的なチェックが多く登場。加えてドネガルツイードから、フラノ、メルトンまでメンズ感覚のウール素材が主流に。
 
  2.フェミニン&ドレーパリー素材
2003春夏に続き透け感のあるシフォン、ドレーパリーなジャージー、光沢感のあるサテンの3大フェミニン素材は継続。新しくクレープが登場し光沢は控えめながら、流れるようなフェミニンシルエットに不可欠。フェミニン素材と共に2003春夏から引き続きドレスアイテムが増加。アールデコ調やアンティーク感覚のプリントも注目。
 
  3. ロマンティック感覚のクチュール素材
モヘア、シャギーなど毛足の長いウール素材が久しぶりに復活。リアルファーも豪華なフォックス系が中心。さらにシャネル調のファンシーツイード、ダイヤゴナルなどクチュール感覚の素材も登場。ニット、布帛ともにフワフワとした毛足がポイントに。
 
2003春夏に続きシルエットでもコントラストが重要になります。ルーズ&フィットのボリュームの対比や、構築性と流動的なフルーイッドラインの対比、アートを思わせるジオメトリックなカッティングの対比。 特にボトムではスリムパンツとミニスカートが市場に浸透するかどうか、気になるところです。
1.構築性&フルーイッド 2.ルーズ&フィット 3.ボクシー&ジオメトリック
構築的なTOPと流れるようなラインのボトムとの組合せ。強さとセクシーさを併せ持つ現代女性への賛歌。
ルーズTOPとフィットボトムのボリュームコントラスト。ミニスカートに換えて膝丈タイトも有望、さてパンツは?
60Sフューチャールックのボクシーラインをベースに、前後の丈バランスを変えたり、直線と曲線のカットを対比させたり。
2006SS  
2005SS 2005FW
2004SS  
2003FW 2003SS
2002FW 2002SS
2001FW 2001SS
東京マーケットリサーチ | パリ・ミラノレポート | デザイナーコレクション | ワールドトピックス | ファッションカレンダー | デザイナー紹介 | 会社案内 | TOP PAGE