2005SS
2003秋冬の「エレガンス回帰」をへて2004春夏の「ニューフェミニン」ヘ向かったファッションの流れは、2005春夏ではフェミニンをベースにしつつも今を生きる等身大の女性像を描き出し、「ナチュラル」と「リアルクローズ」がキーワードとして浮上してきました。
肩肘を張らない自然で穏やかな生き方────騒然とした世界情勢の中で日常生活を大切にする姿勢や、エスニックの復活にうかがえる風土や伝承へ再評価など、地に足を下ろしたライフスタイルが見えてきます。
2005春夏のナチュラルなムードを最もよく表しているのは素材傾向です。2004春夏のパリッとしたクリーンコットンからソフトなナチュラルコットンへ、そしてより素朴なタッチで麻がカムバックします。ナチュラル素材と対比させる透け感のある軽やかな素材と光沢素材も重要。プリントは2004春夏の花柄一辺倒からエスニックムードへと移行します。ナチュラルをベースにフェミニンあるいはエスニックな味付けがポイントになりそうです。
  1.プリミティブ&ナチュラル素材 
洗いやサンドブラッシュをかけたコットンやリネン、シルク、これらの混紡。デニムも再び洗い加工で浮上。エレガントではサマーツイード、ワイルドではパイソンを始めとする爬虫類革、サマースエードも注目。
 
  2.透明感&光沢素材
クレープ、モスリン、シフォン、チュールなど透け感のある素材も2005春夏ではコットン、シルクなど天然素材が躍進。ドレーパリーな光沢ジャージー、メタリック光沢のあるサテンも要チェック。エスニックの流れからスパンコールやビーズ刺繍、かぎ針編みなど凝ったテクニックに注目。
 
  3. ナチュラル&グラフィックなプリント素材
百花繚乱の2004春夏に代わり、2005春夏はプリントもエスニックの流れをうけて、イカットやアフリカ調、熱帯の花や草が浮上。POPなグラフィック柄も加わり、テーマが拡大。夏に向かってはハワイアンや70Sロックンロールのイメージも。
 
ショートパンツの登場と共にTOPとBOTTOMのバランスがリニューアル。ロング&ショート、ビッグ&スモール、タイト&フルーイッドの相反する要素の組合せが日常感覚に新鮮さをもたらします。オフボディの開放感と、ボディフィットの緊張感のバランスがポイント。
1.ボリューム&ミニ 2.構築性とフラウンス 3.モールド&フルーイッド 4.コルセット&フレア
ショートパンツの登場と共に2005春夏一押しのスタイル。ボリューム感の対比が新鮮。
リアルクローズの登場で50Sクラシックシルエットが継続。BOXYなTOPとフレアスカート。
鋳型のようにボディラインを描き出すTOPとフルーイッドなBOTTOMとの対比。セクシーなボディコンシャス・スタイル。
タイトフィットのTOPとフレアを描くBOTTOMのエジプシャンスタイル。ベアTOPとフルレングスの露出度の対比もポイント。
2006SS  
2005SS 2005FW
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