2006SS
ビンテージ調のクラシックスタイルから未来的なシンプルスタイルへ────2006春夏ではダークからライトへ、過去から未来へと、混沌とした中で明るい兆しを見出そうとする消費者心理を反映するかのように、明るく軽くクリーンな服が広がっています。明るいといっても底抜けの陽気さはなく、暗い雲からようやく抜けて周りを見渡しているようなピュアで覚めたイメージがあります。
2006春夏のモダン感覚の浮上を反映して素材傾向は、2005春夏のソフトなナチュラルコットンや麻の素朴なタッチからドライタッチの自然素材へと変化します。透ける素材が少なくなり、張りや未来的なイメージ、軽いボリュームを出すなど、造形への回帰が素材に反映されています。
さまざまな要素のコントラストがますます重要となりシンプルとフェミニン、ゆとりと絞り、生地のやわらかさと硬さなどを1つの服に盛り込んでいきます。余分なものをそぎ落としつつ、部分的に凝った刺繍などロマンティック・ディティールを加える手法が浮上し、レース、チュールなど複数の素材ミックスの傾向は継続しています。
  1.ドライタッチの自然素材 
パリッとしたクリーンコットンや張りのある麻素材が台頭。ポプリン、ボイル、ガーゼ、クレープなど洗い立てのさらさら感がポイント。
 
  2.造形的な張り素材
金属糸入りやエラスティック素材で張りや未来的なイメージ、軽いボリュームを出すなど造形への回帰が浮上。
タフタやメタリックなど光沢素材も張りのあるタイプで未来的なフォルムに。
 
  3.装飾素材とプリント柄
クリーン&プレーンな素材と対比させる装飾素材としてレースが増加────アイレットレース、バテンレース、ケミカルレース、エンブロイダリーレース、チュールレースなど。
柄では、ペーズリー、トロピカルフラワー(ハイビスカス)、むら染め、グラフィカル、ジャングル柄などトロピカル&フォークロアをイメージしたものに注目。
 
ルーズシルエットが消えシェイプが復活しました。 バストからウエストまで絞ってボトムが広がるライン(フィット&フレア)、ハイウエスト、マイクロミニのテントラインなどボディコンシャスな中にも、部分的なゆとりや自然素材でリラックス感をプラス。
1.シースライン 2.テントライン 3.フィット&フレア 4.BOXY&ナチュラル
モダニズム復活の流れで、シースラインの膨らんだシルエットが浮上。
今シーズンのテントラインはハイウエスト切替、パフスリーブに注目。
ランジェリーTOPとボリュームボトムとの対比。ロングトルソーのシェイプが新鮮。
シャツドレスやイージーテーラードなど、シャープな中にナチュラル感が漂うBOXYライン。
2006SS  
2005SS 2005FW
2004SS  
2003FW 2003SS
2002FW 2002SS
2001FW 2001SS
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